蔵書点検(ぞうしょてんけん)

蔵書点検って?

蔵書点検は、より良い図書館サービスを行うために必要な作業です。

甲州市立図書館設置及び管理条例施行規則 (平成17年11月1日教育委員会規則第21号)
第5条 特別整理期間(年1回、14日以内で教育委員会が定める期間)
に基づき、市内の図書館でそれぞれ行っています。

蔵書点検はどうして必要なの?

甲州市の皆さんの貴重な財産である図書館の資料は、日々たくさんの方々に利用していただく中で、きちんと正しく戻ってくるとは限りません。

「あるはずなのに・・・見つからない」という資料や、破損の著しい資料、果ては紛失になっている資料・・・。そんな資料をあるべき場所に戻し、利用者のみなさんにより迅速で快適なサービスを提供するために、蔵書点検を行っています。

この作業をすることによって、 「資料がちゃんと所定の場所に並んでいるか」「コンピュータのデータと実際ある資料が一致しているか」「汚損、破損の資料はないか」 等、現時点での蔵書の状態を確認・調査・処理する事ができるのです。

蔵書点検はどんなことをしているの?

「あんなに長い間休館して何をしてるのか?」といぶかしく思っておられる方も多いかもしれません。そこで蔵書点検では、どんなことをしているのかをご紹介いたします。

本の読み込み作業

蔵書点検の主な作業は、本に貼ってあるバーコードをハンディターミナルという機器で一冊一冊なぞっていくという、体力と根気のいる作業です。

データとの照合作業

一冊一冊読み込んだデータをまとめます。この時点でデータとあわない資料は、再度一冊一冊確認していきます。

本棚の移動・整理

あふれかえった本を探しやすくするための作業です。

また、それ以外にも施設や設備の点検・補修など日数を要する工事もこの期間を使い行っています。

これらの作業を開館中に行う事は困難であるため、作業期間中は図書館を休館することになります。利用者の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い致します。

蔵書検索・利用照会