特色ある収集資料

『塩山』の立地・歴史にまつわる収集資料

この地は、『恵林寺』また、康暦2年(1380年)に武田氏の寺領寄進で抜隊得勝(ばっすいとくしょう)が建立した向獄寺もあり、古刹が集中しています。

武田信玄

恵林寺や国宝たてなしの鎧を配する菅田天(かんだてん)神社をはじめ武田氏ゆかりの地域として武田信玄にちなんだ資料を収集しています。
毎年信玄公の誕生月 11月にはメイン展示として武田氏関連の図書展示を行います。

甘草屋敷(薬草・ハーブ)

旧高野家住宅としても知られる、国の重要文化財に登録されている甘草屋敷。
かつてこの地で栽培し幕府へ納めていた「甘草」は、現代でも甘味料や調味用として繁用される一方、漢方薬をはじめ薬用としても利用されています。

甘草屋敷子ども図書館のある高野家住宅の歴史の中で甘草(薬草)を栽培していたことにちなみ、薬草、ハーブに関連する本を収集しています。

樋口一葉

初めて女性として紙幣の肖像画に選ばれた明治の文豪:樋口一葉。
樋口一葉の両親の出身地塩山にちなみ、樋口一葉関連の本を収集しています。

松里文庫

山梨県立図書館分館の時代(昭和40年10月6日)、塩山市から松里文庫蔵書5,724冊を山梨県立図書館運営規則に基づき、寄託を受けました。
塩山松里地区の旧家より譲り受けた貴重な本を松里文庫として、保存・保管しています。

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