誠(なり)は成るなり 髙野正誠 生誕170年

2022年度の「ぶどうとワインの資料展」は、
誠は成るなり 髙野正誠 生誕170年 だれかの一歩は未来の一歩
をテーマに、2022年10月1日から11月29まで開催されました。

私たち甲州市立勝沼図書館は、「ぶどうとワインの資料数日本一」を自負する図書館として、この豊かな文化を次世代、そして世界へ伝える活動を続けています。

2022年は明治国家の殖産興業政策を基に、世界への進出を目指し日本という国が近代化に向けて歩み始めたその時、勝沼でも有志たちが、知恵と労と財をかけ、新しい地域興しに挑みました。
その有志の1人、ワイン王と呼ばれた髙野正誠が生誕170年を迎え、その功績と足跡をたどり、明治から現代にかけての産地形成につながるはじめの一歩をご紹介します。

目次

時代の先駆者 「ワイン王」 髙野正誠 明治の時代にフランスの地を踏み多くの「志」を持ち帰った彼には、どんな未来が見えていたのか・・・

髙野正誠という人物について

曾孫 髙野正興さんに伺いました。
髙野正誠さんに関わるキーワードをご紹介します。

キーワード1

  • 山梨県議会が初めて開かれた一蓮寺 山梨県甲府市大田町 
  • 『明治十年全十一年中往復記録』

キーワード2

  • 横浜港
  • パリ万国博覧会 

著書『葡萄三説』という書物について
キーワード3

  • 大久保利通
  • 前田正名
  • フィロキセラ

日本ワイン140年史

日本遺産ストーリーからみる勝沼地域のワイン産業の聡明
生涯学習課長 飯島泉

先人たちの矜持、和風建築のワイナリー、紡がれた勝沼ワインの物語が、「日本ワイン発祥の地」としての誇りを再確認できる「日本ワイン140年史」のストーリーでありたいと願っている。

「髙野家文書解読調査報告~『葡萄三説』を説く」より                                  甲州市文化財指導監 小野正文

『明治十年全十一年中往復記録』の解説や髙野家文書調査報告会で講師を務めた小野正文さんに髙野正誠氏について人物像を考察していただきました。

寄稿 「今こそ受け止めたい『葡萄三説』からのメッセージ」
法政大学教授 湯澤規子

時を越えて受け渡されてきたもの、『葡萄三説』が伝える「技」と「志」、『葡萄三説』の現代的意味、明治大正期という激動を生きたこの地の人びとが書き残した記録から知り得る彼らの生きざまに、私たちは多くを学び、励まされ、次なる一歩を照らす灯を感じることが出来るはずである。


髙野正誠という誠実にぶどうとワインそして、人びとに向き合って生き抜いてくれた偉大な先人に敬意を込めて感謝の気持ちを捧げたいと思います。
そして、この資料展を通して、私たちが、勇気を持って時代への一歩へチャレンジしていければ幸いです。

アーカイブページ

開催資料の表紙と共に、展示内容の概要を記しました。配布資料のダウンロードができる回もございます。

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