
2025年度の「ぶどうとワインの資料展」は、
陰となり 日向となり -続けることはつなぐこと 「遺産のまち」で輝く女性たち-
をテーマに、2025年9月27日から11月30日まで開催されました。
私たち甲州市立勝沼図書館は、「ぶどうとワインの資料数日本一」を自負する図書館として、この豊かな文化を次世代、そして世界へ伝える活動を続けています。
2025年は「遺産のまち」勝沼で暮らす輝く女性たちにぶどうとワインへの思いや生活のお話を伺いその魅力をご紹介します。
目次
「アメシスト」
ギリシャ神話に登場するディオニュソス(ローマ神話ではバッカス)は、「酒と豊穣の神」です。
紫水晶名には、ディオニュソスと葡萄酒にまつわるエピソードがあり、「悪酔いを防ぐ石」ともいわれ、「悪い考えや妄想にとらわれず、正しい知性を与えてくれる石」と信じられていました。
[詳細は、『小さな宝石の本』小山慶一郎/著 リベラル社をご覧ください。]
宝石のように輝く方々をご紹介します。
「日本遺産」「日本農業遺産」「世界農業遺産」に認定された地域勝沼での暮らしや、地域に対する考えや思い、現在の仕事や生活の中で感じていること、これからの希望や実践してみたいことなどを伺いました。
三枝 貴久子さん
農業が楽しくて大好きだから… ぶどう栽培を続けたい
塩山の大藤から勝沼の深沢に嫁いで来年で50年になります。この場所で毎日毎日が生かされているという感じです。
山口 祐子さん
どうやってこの景観を繋いでいこうか,守っていこうか,支えていこうか
勝沼ぶどう郷駅からの景色に一目ぼれして、移住を決めました!
ここでずっと生きていこう。「この地域を繋いでいきたい」という思いのある友人たちといろいろな活動をしています。
大島 節子さん
人間関係が地域の財産 仲間と一緒になって色々な事に取り組んでいくことを大切にしたい
人間関係が地域の財産です。地域の活動の中で、知り合いつながっていく大切さを実感しています。農産物の加工を仕事で行ってきました。子どものころから生業に携わるということは大切なことではないかと思います。
田中 真由さん
家の暮らしを見ていて、女性が引っ張っていく町だと思っていました。
男性は知らない、強さとしっかりさ、そして華やかさと柔らかさで家や地域をつくっていると思います。
子どもの頃の夢は、「跡取り」でした。祖父は、昨年99歳で亡くなりました。
「大雅園マルチェ」というイベントを始めたとき「これは良い企画だね!」と祖父が言ってくれて励みになりました。今、家の歴史などもっと聞いておけば良かったと思うことばかりです。
甲州市出身 輝く女性をご紹介します。
網野 文絵さん
農業カメラマン
生産者と消費者をつなぐ それが自分の、カメラマンとしての使命です。
『見分けてみよう おいしいやさいど~れだ』 網野文絵/文・写真 チャイルド社 など出版。
実は、親がころ柿つくりを始めたんです。農業カメラマンですし、そうやって作ったものをもらってくれる人たちが、みんな喜んでくれるのは本当に嬉しいなと思います。
「日本遺産」「世界農業遺産」について
「家族協定書」「かつぬまヒューマンプラン」について
今再びの… 読んでほしい!
現 法政大学教授 湯澤規子さん
「ぶどうとワインと暮らしのカタチ」
2019年度ぶどうとワインの資料展
「令和 受け継ぎ 受け継がれ 未来へつなぐ ブドウのカタチ ワインのカタチ」に、ご寄稿いただきました。
ぜひご一読いただきたいと思います。
いく人のいくつものストーリーが紡がれて
重なって 色とりどりにきらめく輝き
私たちは、遺産のまちで私たちの物語を生きていく
このいくつもの物語が いつまでも続くことを心から願っています。
アーカイブページ
開催資料の表紙と共に、展示内容の概要を記しました。配布資料のダウンロードができる回もございます。